2006年6月13日

恋愛小説


/ ハピネット・ピクチャーズ(2005/02/25)
Amazonランキング:4,667位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
美しい小品
キレイでした。
コニタンの演技力に涙

レビュー:
ある大学で突然「遺書を書きたいから手伝ってもらえないか?」という妙なアルバイトを始めたところから話が始まります。

何故遺書を書きたいのか?
その点については最初は聞かずにただ仕事をこなしていく。

だけど、次第に話をするようになり彼の今までの過去が段々と紐解かれていく。

死神。
彼は幼少より仲良くした人が不慮の事故等で死んでしまうと言う運命を生きてきた。
だから彼は友人を作らなかった。

そんな彼の世界に飛び込んできた一人の女性がいた。
必死に運命を気にして逃げてきたけど、その女性はドンドンと彼の世界に入り込んできてやがて付き合い始める。

初めて夏が楽しいと感じた。
彼女との様々な楽しい日々をすごし思い出をたくさん作ってきたある日。
彼女が癌に倒れてしまう。

忘れかけていた運命だったけど、やはり運命を変えることも消すことも出来ない。
そう決意し彼は遺書を書いて自殺を考える。

物語としては、現在(遺書を用意している間)に過去の話を語っていくと言うスタイルの構成になっている。

小西真奈美さんの演技がすごい良いなぁ!!と思うけど、なんかこの人こーゆー役多くないか?笑

話の内容としては個人的にすごく好きな感じです。
もっとも悲しい話なんですけどね。苦笑

でも終わり方が上手く前向きに変えて終わっているので、ブルーな感じのまま終わらないのがGood!!

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