2008年6月 2日

鏡の影


佐藤 亜紀
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レビュー:
中世ヨーロッパ社会の序列の低い農民達は、説教ばかり唱えて裕福に暮らす坊さんを吊るす事で世の中を変えようとしていた。
しかしヨハネスは世の中を変える方法はたった一点の何かを変えるだけで済むと考えていた。

兄弟に推し進められる形で、学問の世界へ進み世界を変える奥儀を追求し続ける彼は次第に呪われた人生を歩み始める。

奥儀を完成させる事が出来るのか?
奥儀を完成したときヨハネスは何をするのか?

例に違わず宗教論盛りだくさんの一冊です。
正直、宗教とか昔の文豪達の作品を全く読んでいないボクには難しすぎました・・・。

この本を読むほどボクは賢くないみたいですね・・・。反省
と、ちょっと落ち込んでしまうくらい難しいですが、とりあえず内容は理解できました。

ただ、引用とか掛詞的な部分が元ネタを知らないので、物語や台詞に込められた深みがわからなかったので本当の意味での楽しみには至れませんでした・・・。

なので、こんなボクのような低俗な人間が読んだ場合は、佐藤亜紀さん特有の中世ヨーロッパにおける「ちょっと特別かもしれない思い上がった主人公」が痛い思いをしながら少しずつ成長していく物語って感じでした。

先日も佐藤亜紀さんの本を読んだので、このパターンにちっと飽きてしまいました。

ん?今後、佐藤亜紀さんの本を読むときはもうちっと勉強しないとなぁ?。大汗

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コメント

ま〜じ、よしおの
記事の内容から
理解出来ない私は
どうしたらいいんでしょうか(爆

>近所のオバサンさん
いや?自分でも記事を書いててさっぱりでした。大汗
あんまり良い評論も書けてないので、もうちょっと勉強・・・です。

そう言えばサクッと読めそうな本があるけど貸そうか?
「世界の中心で?」とかも実は持っていたりするよ?

基本的に読書や読解は得意だったじゃん?

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