2006年9月 4日

探偵伯爵と僕


森 博嗣 / 講談社(2004/04/28)
Amazonランキング:51,694位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
全く今までの森ミステリィとは感じが違います
相変わらずの余韻
懐かしい感じ

レビュー:
ある街にする少年の夏休みの日記に記した物語。

少年は夏休みに妙な格好をした大人と出合った。

彼は自らをアール伯爵と名乗り少年と探偵に必要な謎解きの問題を話し合った。

少年はドンドンと不思議な伯爵に引かれ始める。

事ある度に伯爵と出会い少年は興味を強めていく。

しかし、伯爵はいったい何者なのか?
ベンツに乗っている謎の美女が彼を探し回っているし、そもそも伯爵は何故土管やブランコなんかにいたりするのだろうか?

犯人を捜しているから?

そんな中、少年の友人が行方不明になってしまう。
伯爵は、その犯人に目星が付いていて、その犯人をずっと追ってきたらしい。

少年は親や伯爵の忠告も聞かずに大人顔負けの推理と行動力で、事件解決に乗り出す。
伯爵に間一髪のところを助けられたり、伯爵を逆に助けたり・・・。

そんな謎の伯爵と夏休み中の小学生との探偵物語です。

正直、こーゆー話大好きです。笑

なんとも子供視点と言うか適度に子供っぽい作品です。

でも伯爵の正体がわかった時、そして事件が終って、日記を先生に提出し、伯爵にも読んでもらった時の話がちょっといひょうを付かれました。笑

こーゆー本って、夏休みの読書感想文の宿題にもってこいかもしれない。

小学生でも読めるくらい簡単な内容で、真っ直ぐとした意図が込められておりすごく読みやすいです。

もちろん大人が読んでも面白い!!

このシリーズを集めようか悩んでしまうほどです。笑

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コメント

よしおが、森博嗣など名乗り
物語とか広い少年を探偵しなかったよ。

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