2006年3月21日

ダウン・ツ・ヘヴン


森 博嗣 / 中央公論新社(2005/06)
Amazonランキング:3,326位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
表紙と内容があっていた。
ぜひ表紙の画像を!
戦闘機乗りの心理描写


レビュー:
ナ・バ・テアに続く作品。
ティーチャーなき後、主人公の草薙水素は基地でNo1パイロットになっている。
何もいらない戦闘業務さえあれば・・・空に上がることが出来れば・・・。
そう考え続けている草薙ではあるが、大人達・会社はNo1パイロットの損失を危惧し、幹部への道を作り始める。
その中で徐々に大人の道を進み始めてしまうキルドレ草薙水素。
いったいキルドレが大人になってくとどうなるんだろう・・・。
そんな疑問を抱きつつ先がとっても気になります。

前作と同じくらい戦闘シーンは多い。
読んでいると頭の中で飛行機が、轟音を立てて優雅にダンスするのがわかる。

とてもテンポ良く進むので読書をする時間があまり無い人でも楽に読める。
その癖にテーマは重く真剣で、それでいて純粋。

だから私は大好きです。
森博嗣氏の作品にかなりはまり気味です。

一度でいいからこの方と話がしてみたい。
そう感じる今日この頃です。

まだ読んだことが無い方は、この作品も良いですが「どきどきフェノメノン」から読んでも良いと思います!!

絶対に損はしません!!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://schwarzekatze.sakura.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3740

トラックバック

» ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven from Schicksalhafte Odyssee
ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven森 博嗣 / 中央公論新社(20... 続きを読む

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)