県庁の星
レビュー:
官と民の確執を描いた作品。
県庁のエリート野村聡(織田裕二)が大プロジェクト前の研修として民間企業に研修に赴きます。
そこで研修担当として現れるのがスーパーのパート従業員の二宮あき(紫咲コウ)。
研修当初はお役所仕事の野村が何をやってもダメダメで民間の仕事に惨敗。。。
気がつけば研修中の野村をよそにプロジェクトが動き始めてしまう。
結局、野村はプロジェクトへの参加も出来なくなり思い描いていた出世への道も閉ざされてしまう。
そんな中、野村が研修に訪れていたスーパーでは行政の査察が入り杜撰な管理が露呈してしまい営業停止の危機に。
二宮はこの危機的状況を野村に助けをこう。
野村のいかにもお役所的な(マニュアルだの資料だの・・・そして実行者は下の人間という考え方。。。)振る舞いで再起をかけ始めるが二宮に一緒にやれ的なことを言われ自分も作業員として、みんなで再起をかける事に。(この辺が民間の良い所だとおもうなぁ)
野村の力もあって無事に査察を終えてスーパーは見違えるようになる。
一方、研修を終えた野村は研修で二宮から教えられた事を思い行政の改革に奮闘する。
こんなに仕事が前面に出てる映画って久しぶりだったなぁ。
想像していたよりかなり面白い。
行政と民間の良い所悪い所が出てて、それぞれがちゃんと手を組めばという夢みたいな事が描かれてたけれど「ホントそうだよなぁ」とつくづく思う。
ちょっと残念だったのが、クライマックスを終えた後がちょっとダラダラと物語が進んでる気がすることかな。
この映画はホンキで仕事してる人は観ると結構面白いのでは?と思います。
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