2006年2月17日

エンド・ゲーム―常野物語

レビュー:
恩田陸独特の世界の広がるファンタジー?サスペンス?小説。
「裏返さ」なければ「裏返され」てしまうという謎の戦い。
しかも戦っているのは「あれ」。
「あれ」と戦い続けている家族の物語を描いた話です。

・・・あれって何?
「裏返す」って何を?どうやって?
そんな疑問のせいで先が気になってしかたないです。
でも読めば読むほど謎が・・・。
「洗濯」って何よ。。。

深層心理の話やらなんやらで、読んでて登場人物の妄想なのか過去なのか現在なのかよくわからなくなる。
最後まで読めば全てわかるんだろうと思って読み進めてみると、話がつながったような謎が深まったような・・・そんな終わり方をする。
ちっくしょ?さすが一筋縄じゃ終わらせないなぁ?!
そんな感じです。

このシリーズはかなり面白いので全部読んでも良いくらいオススメです。

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