2008年9月15日

モンティニーの狼男爵


佐藤 亜紀
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レビュー:
ラウール・ド・モンティニー男爵は酷く人見知りをし、世間から浮離れした人間だったが狩の名人ということもあり住民達からは慕われもせず嫌われもせずといった暮らしをしていた。

そんな折にひょんなことから尼僧院で育った娘を嫁に向かい入れることとなった。
しばしの間、慎ましやかで地味ながらも幸福な生活を送っていた彼ら。

次第に彼らの慎ましやかな生活には合わない出来事が徐々に押し寄せてくる・・・。

佐藤亜紀氏の作品の中ではかなり読みやすいものだと思います。
内容もコメディを狙った節がありさくっと読めてしまいました。

「純愛なんだけど笑える」そんな微妙なバランスが描かれています。
たまには、こんな内容の佐藤亜紀作品も悪くないですね。

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