2007年2月17日

酒気帯び車椅子


中島 らも / 集英社
Amazonランキング:123083位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
後半が急ぎ足
あんまりよくない

レビュー:
とある商社に勤めて平凡ながらも出世をし、仕事に対して真面目で妥協を許さない企業戦士の主人公。

彼が仕事帰りに時々立ち寄る飲み屋の常連に幼馴染がいる。
その幼馴染は自動車修理工場を経営しているが、趣味で妙な発明も行っている。

そしてもう一人の常連は、在日アメリカ軍兵士のガーリック。
ガーリックと言うのは彼がいつもニンニクを食べているからつけられたニックネームだ。

ガーリックはコカイン中毒でいつも金が無い。
人殺しを嫌い早く除隊して故郷に帰りたいと願っている。

そんな彼らと飲み家路に着くと8歳になったばかりの愛娘と愛妻が待っている。

そんなごくありふれた彼が抱えているプロジェクトがきっかけとなりヤクザに命を狙われ始める。

中島らもさんって感じの作品で、やっぱり随所にお酒と暴力のネタが散りばめられています。

でもここまでバイオレンスな感じの作品ははじめて読みました♪

愛妻を失い愛娘を誘拐され自らは両足を失った彼がとった行動が壮絶です!!
飲み友達のやっちゃんのありえない才能と行動力。
飲み友達の尋常じゃない仲間意識。

ちょっとはちゃめちゃだけど、とっても楽しめる作品です!!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://schwarzekatze.sakura.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/4049

コメント

ナターシャを見るんだけど、よくわかんない♪

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)