2007年2月 1日

私が彼を殺した


東野 圭吾 / 講談社
Amazonランキング:11754位
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個人的おすすめ度:
やめられない。止まらない。
私は推理しないんで…
これは、袋とじの解答が間違っている(笑)

レビュー:
家庭の環境のせいで、ずっと離れて暮らしていた兄妹。
そんな二人が大人になって生家で暮らし始める。

血の繋がった二人だけど、兄妹を超えた関係になってしまう。
兄にとっては妹として女性として愛しい妹が、小説家と結婚する日が訪れようとしていた。

その小説家は映画・脚本といろんなジャンルに手を出し実際問題、立ち上げた会社は下り坂だった。
そして彼は女性関係に非常にだらしなく手段も目的も選ばないような最低の人間だった。
そんな彼に振り回され続ける彼の仕事のパートナー。

小説家の担当でありファンであり元彼女である編集者。
結婚する二人を紹介した本人でもある。

彼女も小説家に過去振り回されたと言う暗い過去を持つ。

3人とも小説家になんらかの形で恨みを感じている最中、結婚式当日に小説家が殺されてしまう。
いったい誰が殺したのか?

そして、小説家と心中しようとした昔の彼女の死が意味するのは?

結局結論と言うか誰が犯人なのかについては、語られません。
あまりミステリー小説に慣れていないボクとしては、読み返しても確実に犯人を決める事も出来ず、「おそらく・・・」程度でした。汗

小説だと作者が隠しているエピソードが出てきたりするからボクとしては、いろいろ勘ぐってしまい判断しかねてしまいます・・・。

でもこーゆー物語りも珍しい方なんじゃないかなぁ?とも思います。
これはこれで、試されている感じがして面白いですね♪

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