2006年1月19日

孤宿の人 下


宮部 みゆき / 新人物往来社(2005/06/21)
Amazonランキング:505位
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久々に涙を誘う人物の創造
最終章は涙がとまりませんでした。
悲しみの涙>感動の涙 でした

一言:
上巻の続きです。
主人公の宇佐は、引き手を首になり寺子として働く毎日。
加賀殿が来てから度々起こる不振な出来事。
そんな中、「ほう」は大丈夫だろうか・・・?
そんなことを気にしつつちょっと事件があったら首を突っ込んでしまったり。

一方の「ほう」は加賀殿に書き物を習っていた。
作法も教えていただいていて、何よりも大切にされていた。

そして、加賀殿をとりまく黒い影。

悲しい結末もありますが、「ほう」の純粋さは「宝」であるという加賀殿の気持ちもよくわかるなぁ。

上下読むとかなりいい話になっています!!

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