目薬αで殺菌します
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レビュー:
劇物の入った目薬が発見されると言う事件が起こった。
探偵の赤柳はその会社の内部調査で依頼を受ける。
だが、その会社の人間が他殺体で見つかると言う事件も起こる。
目薬の調査で重要人物とされていた人間の失踪。
そして、目薬の商品使われている「α」の文字。
見え隠れする真賀田四季の存在。
天才が行っている研究とは?
天才が見ているものとは?
感想:
シリーズの中でもかなり事件そのものの意味合いがないものになっているので、本書だけだと「なんのこっちゃ?」と言う感じになってます。
しかし真賀田四季に対する犀川・西之園・赤柳・近藤刑事らによる憶測。
天才が見ゆるもの。
天才が行っているもの。
常人では及びも付かない時間軸を手にし、人類の思考として形成しようとするものはいったい何か?
四季ワールドが徐々に見え隠れするものの頑なに機密を守られている四季。
かなり・・・ここからのつなぎが気になるところではありますが、個人的にはやっぱりこの先に行き着くものは「迷宮百年・・・」でしょ?としか思えない。
間に「四季シリーズの冬」が入るかもしれませんね。
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