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2007年2月アーカイブ


/ ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(2004/11/17)
Amazonランキング:43996位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
おしゃれ
このちょびヒゲは、ちょっと・・・
貫禄たっぷりのおばさまVSうさんくさい男たち

レビュー:
黒人差別が残るアメリカの南のとある田舎。

そこに教授と語る一人の男が亭主を無くし老後を平和に生きる敬虔なクリスチャンの家に訪れる。
理由は部屋を一室借りる事。

彼は趣味で音楽をやっており地下室も借りたいと申し出る。

巧みな話術で老婆を説得する教授。
しかし彼の正体は、州法をギリギリで掻い潜り経営している水上カジノの金庫を狙う泥棒である。

4人の仲間と協力しそれぞれの専門分野を割り振り、次から次へと巻き起こるトラブルを乗り越えて無事に金庫を破る。

しかし、最後の所で老婆に言い訳がつかない所を見つかってしまう。

いろいろと弁解や誤魔化しを行うが、老婆は敬虔なクリスチャンらしい思考で彼らを教会に行って罪を告白しろと言う。

老婆を殺すしか道は無いのか・・・。

5人は老婆を殺す事に合意し完全犯罪の為に動き出す・・・。

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中島 らも / 集英社
Amazonランキング:123083位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
後半が急ぎ足
あんまりよくない

レビュー:
とある商社に勤めて平凡ながらも出世をし、仕事に対して真面目で妥協を許さない企業戦士の主人公。

彼が仕事帰りに時々立ち寄る飲み屋の常連に幼馴染がいる。
その幼馴染は自動車修理工場を経営しているが、趣味で妙な発明も行っている。

そしてもう一人の常連は、在日アメリカ軍兵士のガーリック。
ガーリックと言うのは彼がいつもニンニクを食べているからつけられたニックネームだ。

ガーリックはコカイン中毒でいつも金が無い。
人殺しを嫌い早く除隊して故郷に帰りたいと願っている。

そんな彼らと飲み家路に着くと8歳になったばかりの愛娘と愛妻が待っている。

そんなごくありふれた彼が抱えているプロジェクトがきっかけとなりヤクザに命を狙われ始める。

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重松 清 / 新潮社
Amazonランキング:1179位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
流したことのない涙
思い出した。
きれいな気持ちになれました

レビュー:
吃音で悩み苦しみながら育った彼の許に一通の手紙が届く。
それは、彼と同じ吃音に悩む子供を持つ親からの手紙だった。

しかし彼は手紙を返さなかった。
その代わり・・・でもないけれど、ある話を書いた。

吃音で苦しみ「思ったことをなんでも話せる友達が欲しい」そう願っていた少年の話を。

そもそも吃音とは一般的には「どもり」に近いものかもしれない。
だから難病としての認識は一般的には無く、それ故に虐めや奇異な眼差しで見られる事も度々。

したがって、吃音の子は極力話をしない、あるは、自分が苦手とする音を避けて話をする。
だからいつも自分が本当に話したい事を話せない。
友達や親にすら・・・。

そんな彼の幼少期から青年へと成長する過程を綴った話です。

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森見 登美彦 / 角川書店
Amazonランキング:648位
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個人的おすすめ度:
恋愛風味のある鳥獣戯画ドタバタ喜劇ファンタジー
いろんなことがあるけど、でも
ファンタスティックリアリズム

レビュー:
お酒をこよなく愛する天然少女。
その少女を全力で後ろ向きに恋をする御都合主義の彼女の先輩。

彼女に好かれようと必死の報われない努力を繰り返し続ける彼。
しかし、そんな事にはさっぱり気が付かない天然っぷりを如何なく発揮し、わが道を突き進む彼女。

彼はその間抜けなモーションぶりを御都合主義解釈で正当化し綴り、彼女はその天然っぷりで物事を綺麗に解釈し綴る。

そんな二人の奇妙奇天烈な物語。

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ずぅ?っと気が付かずにいたと言うアホな事実なのですが、実は2006年03月31日に「クールブログ備忘録」さまに当サイトをご紹介頂きました♪

クールブログ備忘録さま
ご紹介記事
http://weblog.ti-da.net/d2006-03.html

最近になってその事実を発見し感動と感謝でもう胸いっぱいです!!
続ける事は結構大変ですが、そうやって見てくれる人・良い感じ♪と思ってくれる人がいる事は、とても励みになります♪♪

ホントホントありがとうございま?す♪

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東野 圭吾 / 講談社
Amazonランキング:6076位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
まさしく傑作!!
この動機・・・・・・「あり」でしょう!
手法は面白いけれど、人物描写に不満あり。

レビュー:
幼馴染の友人の小説家。
そんな彼を羨ましがり教師から子供向けの小説家となった主人公。

一見、公私共に仲の良い上手く行っている二人であったが、友人の小説家がバンクーバーに引っ越す事が決まり引越しを控えたある日、自宅で殺害されてしまう。

その殺害発見現場には主人公と小説家の奥さんの二人。

現場に訪れた警察官の中には主人公の教師時代の後輩がいた。
この後輩、かなりの推理力と洞察力を持っていた。

たちどころに主人公に殺害容疑がかかり逮捕へと展開してしまう。
しかし・・・動機が釈然としない。

あれよあれよと思うままに動機が2転3転していきます。

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昨年のいつだったか部屋のレイアウトを変える為、PCの物理的配置を行い全てのケーブルを一度抜いた。
思えば全てはそこから始まったのかもしれない。

その日、ケーブルを差しなおし電源を入れてみるもののモニタに何も映らないと言う事態に至った。

ん?何故だろう?

そう考えながらモニタとケーブルが正常である事を別のマシンを使って検証してみた。

うん。大丈夫。

そう考えるとPC本体に以上があるわけだが、自作機ということもあってあまり考えたくないので保留。
好ましくないとは承知しつつ電源を強制的に消して何度かケーブルを変えたり試行錯誤の結果、無事に表示された!!

いや?良かった♪なんて軽く現実逃避をしながらもその後全く何事も無かったかのように動作するPCをひたすら酷使していた。

そして昨年の冬が訪れる頃。
ずっと逃げてきた現実を突きつけられる事となりました。泣

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森 博嗣 / 文藝春秋
Amazonランキング:59000位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
夜中にお酒片手に読むかんじで
美しい仕草に惹かれます
本当に変わった話

レビュー:
とある日、友人から奇妙な店を紹介される。

そこは、決まった場所では営業せず、誰かと行く事も出来ないお店。
食事は普通に美味しい高級料亭と言った所。

しかしそれだけの理由でこんなにもはまらないはず・・・。

友人はそこで奇妙なサービスを受けていた。

それは、女性と食事をするというもの。
親しく話しかけたりお酌をさせたりするわけではない。

ただ、一緒に食事をするだけ。

果たしてそれがどのようなサービスなのか図りかねる中、店を紹介してくれた友人は行方不明になってしまう。

何か手ががりはないものか・・・と店に訪れるようになった主人公。

料理に関するウンチクは無く質素でとても美味しい食事。
そして何よりも若い女性の驚くまでのテーブルマナーの良さ。

世間とは離れた独特の空間。
孤独?孤立?

そんな独特の雰囲気に徐々に引き込まれる主人公。
そして次から次へと現れる「少し変わった子」。

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乙一 / 講談社
Amazonランキング:14106位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
甘いけど苦い・・・チョコレートのような本
読んであげたいっ!
ちょっとがっかり、でもやっぱ納得!

レビュー:
いずれはこのシリーズを全て集めたい・・・という気持ちで買いました。笑

とある数十年前のヨーロッパが物語の舞台だと思われます。

怪盗GODIVAと探偵ロイズというニュースが世間を騒がせ、誰もがロイズに憧れ敬意を評してGODIVAを憎んでいる。

そんな世界・時代に低下層に位置する主人公の男の子の一家。
彼の父は移民でその事が理由で差別を受ける事も多くあった。

そんな彼ももちろん探偵ロイズの大ファン。

ある日、怪盗GODIVAに近づく有力な手がかりを見つけた少年は、ずっとあこがれていた探偵ロイズと出会う事になります。

感動し尊敬しちょっと驚きつつもロイズが事件解決をしてくれると信じている少年。
しかし事件は思わぬ展開に発展します。

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東野 圭吾 / 講談社
Amazonランキング:11754位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
やめられない。止まらない。
私は推理しないんで…
これは、袋とじの解答が間違っている(笑)

レビュー:
家庭の環境のせいで、ずっと離れて暮らしていた兄妹。
そんな二人が大人になって生家で暮らし始める。

血の繋がった二人だけど、兄妹を超えた関係になってしまう。
兄にとっては妹として女性として愛しい妹が、小説家と結婚する日が訪れようとしていた。

その小説家は映画・脚本といろんなジャンルに手を出し実際問題、立ち上げた会社は下り坂だった。
そして彼は女性関係に非常にだらしなく手段も目的も選ばないような最低の人間だった。
そんな彼に振り回され続ける彼の仕事のパートナー。

小説家の担当でありファンであり元彼女である編集者。
結婚する二人を紹介した本人でもある。

彼女も小説家に過去振り回されたと言う暗い過去を持つ。

3人とも小説家になんらかの形で恨みを感じている最中、結婚式当日に小説家が殺されてしまう。
いったい誰が殺したのか?

そして、小説家と心中しようとした昔の彼女の死が意味するのは?

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