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レビュー:
とある日、友人から奇妙な店を紹介される。
そこは、決まった場所では営業せず、誰かと行く事も出来ないお店。
食事は普通に美味しい高級料亭と言った所。
しかしそれだけの理由でこんなにもはまらないはず・・・。
友人はそこで奇妙なサービスを受けていた。
それは、女性と食事をするというもの。
親しく話しかけたりお酌をさせたりするわけではない。
ただ、一緒に食事をするだけ。
果たしてそれがどのようなサービスなのか図りかねる中、店を紹介してくれた友人は行方不明になってしまう。
何か手ががりはないものか・・・と店に訪れるようになった主人公。
料理に関するウンチクは無く質素でとても美味しい食事。
そして何よりも若い女性の驚くまでのテーブルマナーの良さ。
世間とは離れた独特の空間。
孤独?孤立?
そんな独特の雰囲気に徐々に引き込まれる主人公。
そして次から次へと現れる「少し変わった子」。
「少し変わった子あります」と言うタイトルに惹かれたんですが、正直最初はタイトルの意味する所がわかりかねました。
でも読んでみて納得。
なるほど、こーゆーストーリーだったか!!そう思いました。
だけどさすがは森博嗣と思える展開が最後に待ち受けてます!!
話自体、かなり深い内容になっていくので共感できない人はたくさんいると思います。
ですが、ボクは非常に共感を得ました。
サラサラと読めるので一度は読まれてはいかがでしょう?と思います。
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