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村山 由佳の最近のブログ記事


村山 由佳 / 集英社(2002/06)
Amazonランキング:11860位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
命の再生、そして永遠
村山由佳流西部劇
やっぱりサイコー!!

レビュー:
幼少時代に父親の自殺を目の当たりにし、母親には不幸の種と扱われクラスメイトには虐められ・・・と多難な時代を過ごしてきた主人公の真冬。

日本を忌み嫌いニューヨークで暮らす真冬は大学院生。
度々、悪夢にうなされたり人を愛すると言う気持ちがわからないとトラウマを抱え続けている。

そんな彼女にプロポーズをして来たのは、彼女の大学の教師ラリー。
とても優しく頼もしい存在ではあったが、彼には難しい問題があった。

前妻との子ティム。
ティムはラリーの前妻から虐待を受けており精神的に非常にアンバランスで未発達な要素が多い。
真冬は心理学の情報をかき集めまるで宝石でも扱うかのようにティムに大切に慎重に接していく。

そして、ラリーとの結婚が決まり結婚式の日。
ラリーはニューヨークでは良くある強盗事件に巻き込まれ真冬の目の前でタキシードに身を通したまま亡くなってしまう・・・。

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村山 由佳 / 集英社(1998/06)
Amazonランキング:47669位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
帯の謳い文句はむしろ…
ど真ん中の直球全て空振り三振
運命を信じたくなりました

レビュー:
織物師である飛鳥。

世界中の色を学びに旅をしていた時にベルリンの壁崩壊の場に巡り合います。
そこで、動物写真家の一馬と数奇な出会いをします。

二人はどうしようもないほどに惹かれあうものの何もないまま飛鳥は帰国。
仕事に忙殺されるままに一馬を忘れようとします。

そんな折に飛鳥の旧友が取材に訪れるのですが、実は彼女は一馬に恋をしており、それを知って改めて飛鳥は自分の気持ちをしっかりと繋ぎ止めようとします。

しかし皮肉にも飛鳥と一馬は再び出会ってしまいます。
止める事が出来ない想いのまま二人は結ばれるかに思えますが、様々な問題が次から次へと悪い方向に流れてしまいます。

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村山 由佳 / 集英社(2005/01)
Amazonランキング:47019位
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個人的おすすめ度:
読みやすくて面白い。
替えのきく人間
やっぱり村山由佳はいい

レビュー:
幼馴染の兄弟と親友の4人でバンドを組み音楽活動とバイトに勤しむ涯。
幼馴染のうさぎは、何処と無く女性らしさがなく中性的な女の子。
もっともそれを売りとしてバンド活動を続けている。

そんな周囲に囲まれている涯は、通っている大学の先生と不倫をしている。
安堵感が抱けないつらく幸福でもある恋。

一方のうさぎは、己のコンプレックスを直視し克服しなければならない現実を突きつけられる。

つらい時、友達でもない恋人でもない家族でもない存在。
幼馴染という何にも変えられない特別な存在。

二人の尊い特別な関係がとても綺麗に描かれています。

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村山 由佳 / 集英社(1998/02)
Amazonランキング:111704位
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個人的おすすめ度:
永遠の恋のリフレイン
なかなか。
村山節ですね

レビュー:
陸上競技で優秀な成績を納め将来を有望されている主人公の高校生。

夏休みも近づくある日、彼は自転車事故にあい頭部に軽い打撲と大切な足に怪我を負ってしまう。

幸い選手生命に関わる程ではなかったが、それから彼に・・・いや彼の脳あるいは記憶に不思議な現象が巻き起こる。

テレビで放送された言った事もない偏狭の地。
何気なく見ていた番組から目が離せなくなった。

この場所知ってる。

デジャブ(既視感)と言うのは広く知られている現象ではあるが、彼のそれは鮮明に鮮やか過ぎるものであった。

それからと言うもの夢うつつで、見たことも無い光景・物語を目にする。

その物語の真実が解き明かされたとき、彼を取り巻く社会が全て明らかになる。

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村山 由佳 / 講談社
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個人的おすすめ度:
じんわり来た。
ぜひ、映画を先にご覧ください!
映画との良タイアップ書

レビュー:
映画「卒業」のサブストーリーです。
と言うか・・・この本を読んでから「卒業」を観た方がしっくりきます。

逆に言うとこの本だけだと、ちょっともったいなくって、「卒業」もしっかり観た方がベスト!!

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レビュー:
天使の卵」と「天使の梯子」の総集編的な作品です。

天使の卵で、歩太と付き合っていた夏姫が天使の梯子の後に全てを振り返り、歩太と姉の春妃との出来事、そして自分と慎一との事。

その全てを夏姫が一つ一つに対する思いを振り返る形で綴っている。

そんな2作品のアナザーストーリーです。

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村山 由佳 / 文芸春秋(2006/01)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:

レビュー:
とある六人家族。

長男・次男は父の前妻の子供。
長女・次女は今の父と母の子供。

長女は母の連れ子として家族に紹介されるが、
実際のところは父と結婚する前に父と関係があった時に出来た子供。

それを知らずに次男と長女は男と女として惹かれ合う仲。

しかし、血縁が発覚してしまい次男は母を突き飛ばし行方をくらます。

母はそれが原因で足を悪くしてしまい杖を使う生活になってしまう。
やがて面倒見の良い母も子供達が自立していきしばらくした時、パタっと亡くなってしまう。

この複雑な家庭環境・家族に対して思う事を各々の家族・時代の視点から描かれた作品です。

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村山 由佳 / 集英社(2003/09)
Amazonランキング:71,769位
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個人的おすすめ度:
10代の世界は理屈じゃ割り切れない
やっと・・・。
女の私小説

レビュー:
性に悩む女子高校生とサーフィン一筋で、
周りとの人間関係が上手く築けない男子高校生の物語。

それぞれ悩みを抱えていたり己の弱さに打ちひしがれる二人が、
ひょんな事から妙な関係になってしまい、そしてその関係を変えられないままどろどろした雰囲気になっていく。

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村山 由佳 / 文藝春秋(2005/07/14)
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個人的おすすめ度:
鴨川発、村山農場の1年間
癒されます
楽園です。

レビュー:
自然豊かな地で半自給自足の生活をしている村山さんの日常を綴ったエッセイです。

今の生活をするようになった経緯なんかも書いてあり今の生活に対する思いや
時事問題に対して思うこと、生活を通して思う気持ちなどがとても素直に綴られている。

この本は「天使の梯子」が出版される以前のもののようで、
「天使の梯子」に対する気持ちなんかも綴られているのが結構面白い。

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村山 由佳 / 集英社(1995/11)
Amazonランキング:187,757位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
素敵な小説です
穏やかな感動・・・。
今読み終わりました。


レビュー:
幼い頃両親に存在そのものを否定され心に深い傷を負って言葉を失ってしまったリオ。
そんなリオは和解した父親がすがる思いで見つけたイルカセラピーを受けにオーストラリアに。
大自然の海や心優しき現地のスタッフそして自分と同じ過去を持つ野蛮なゲイリーと愛してやまないチェロの師匠BJ。
彼等と自分のようにセラピーを受けに来る傷を負った人々。

そんなセラピーをする側の人々とセラピーを受ける人々を描いたストーリーです。

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