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レビュー:
お酒をこよなく愛する天然少女。
その少女を全力で後ろ向きに恋をする御都合主義の彼女の先輩。
彼女に好かれようと必死の報われない努力を繰り返し続ける彼。
しかし、そんな事にはさっぱり気が付かない天然っぷりを如何なく発揮し、わが道を突き進む彼女。
彼はその間抜けなモーションぶりを御都合主義解釈で正当化し綴り、彼女はその天然っぷりで物事を綺麗に解釈し綴る。
そんな二人の奇妙奇天烈な物語。
正直言って、最初の方は文体になかなかなれずあまりのめり込めませんでした・・・。
おまけに序盤の話は、酒飲みの話かい!と突っ込みたくなる話。
(ボクは酒飲みがあまり好きじゃないので・・・。汗)
でも続けて読んでいくうちに綺麗なのか何かおかしい様な文体にすごく愛着がわき始め、あり得ないし馬鹿馬鹿しい事この上ない話もすごく感動してしまうようになりました。苦笑
突っ込み所はたくさんあるのに純愛だったりして、すごく真面目なところもある筈なんだけど、そこもわざとすかしてある感じで、読み終える頃には「あはは!!」ってな感じですっかりハマッてしまいました。笑
こーゆー物語りもありなモンですね!!
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