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典型的な美人で誰もが恋してしまう女の子。
全てがアンバランスでとても個性的(オリジナル)な不思議な女の子。
そんな二人と読んでるだけでもむず痒くなるような三角関係を続けていく。
三人とも真っ直ぐで純粋な想いで、それぞれを好きになっていくんだけど、かなり涙もんの結末・・・。
真っ直ぐにただ相手の事を好きでいる。それで全てが完結してる主人公達の強さと弱さに心引かれるものがある。
市川拓司さんの作品ってどの本も結構ストレートな愛情表現と不器用にただ真っ直ぐ相手を想うって感じの人が多いから読んでて気持ちが良いし感情移入もしやいのかも。
それにしてもこの物語のヒロインは、一般的に不幸な運命をたどるのにすごく強いし人生を楽しんでるって感じがする。
何処までも楽しんで、報われないとわかっててもその恋を心のそこから楽しんで喜んでいる。
私個人としては、こーゆー恋愛スタイルってのはかなり共感出来たりする。
相手に何もかも求めたり見返りを求めると、何かとうまく行かなくなっちゃったりするからね。
肝心なのは、自分の気持ちってところかな。
初心忘れるべからずとは言うけれど、この本を読むとちょっと初恋を思い出してしまうそんな一冊です。
かなりおすすめ!!
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