レビュー：
「天使の卵」と「天使の梯子」の総集編的な作品です。
天使の卵で、歩太と付き合っていた夏姫が天使の梯子の後に全てを振り返り、歩太と姉の春妃との出来事、そして自分と慎一との事。
その全てを夏姫が一つ一つに対する思いを振り返る形で綴っている。
そんな2作品のアナザーストーリーです。
「天使の卵」と「天使の梯子」を綺麗につないでくれているような作品に感じました。
そして何より「天使の梯子」で、語られた歩太の言葉・慎一の言葉が上手く反復されているので、また2作品を読みたくなります。
もし未だ一作も読まれていない方は「天使の卵」「天使の梯子」「ヘヴンリー・ブルー」の順番で読まれることをオススメします。
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