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篠田 真由美: 2007年3月アーカイブ


篠田 真由美 / 祥伝社(2001/03)
Amazonランキング:136390位
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個人的おすすめ度:
受け入れられた宗教モノ

レビュー:
柚ノ木透子が龍とライルと暮らすようになった物語。

透子は父親が莫大な借金を作って失踪し、保証人になっていた友人一家に莫大な借金を押し付け運命を変えてしまったと言う恵まれない幼少時代を持ちながら決して逃げ出すことなく、友人に借金を返済する為に必死に仕事をしている芯の強い女性。

しかし会社にバーでアルバイトしている事がばれてしまい首になってしまう。
そんな時に舞い込んできたのが龍の秘書としての仕事である。

いろいろと不穏な噂のある龍の元に面接に行くが、当の龍は秘書を募集した覚えは無いと言う。
しかし、透子を気に入りそれらしい仕事を依頼する事に。

では、透子を龍の元に働かせようとしたのは誰か?
龍との積年の因縁を持つライバルの存在。
複雑な因果関係が明らかになって行く・・・。

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篠田 真由美 / 祥伝社(2003/05)
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個人的おすすめ度:
シリーズの中では今のところ一番
2000年の記憶
このシリーズでは一番よい

レビュー:
神の子イエスの血を分け与えられ不老不死の与えられた妖魅、龍。
今は、鎌倉で作家として平穏な日々を過ごしている龍の誕生から数百年の物語。

イエスの最後を看取り途方にくれる中、アダムとイブの時代より生きるリリトという霊と出会う。
リリトは実態が無く人間の身体に憑依し続け行き続けているが、神の子より受け継いだ龍の血が目当てだった。
龍の血を得て自分も不老不死の実態ある身体を手にする事を企み龍に近づきローマ皇帝への復讐を吹き込む。

龍はそんなリリトの思惑に気づきながら主イエスを死に至らしめた無能なローマ皇帝を殺害する。
そして、リリトの弱点である心臓を抜き取りイエスの血を盗み取った妖魅を抹殺する旅に出る。

そして次に龍が現れるのは、数百年後のローマ。
リリトの気配に呼び覚まされて蘇る龍。
この時代の皇帝は聡明な人柄で人望も厚い皇帝だった。
しかし病のため床に伏せる日々が続いていた。
リリトはこの皇帝に憑依する事を狙うが、皮肉な事に龍はかつては忌み嫌い葬り去ったローマ皇帝を救う事になる。

そうして妖魅を葬り去り続けやがて東へと流れ倭の国にたどり着いたのは聖徳太子の時代。
リリトとは別の西の闇の神の使途との戦いが繰り広げられる。。。

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