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龍の黙示録


篠田 真由美 / 祥伝社(2001/03)
Amazonランキング:136390位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
受け入れられた宗教モノ

レビュー:
柚ノ木透子が龍とライルと暮らすようになった物語。

透子は父親が莫大な借金を作って失踪し、保証人になっていた友人一家に莫大な借金を押し付け運命を変えてしまったと言う恵まれない幼少時代を持ちながら決して逃げ出すことなく、友人に借金を返済する為に必死に仕事をしている芯の強い女性。

しかし会社にバーでアルバイトしている事がばれてしまい首になってしまう。
そんな時に舞い込んできたのが龍の秘書としての仕事である。

いろいろと不穏な噂のある龍の元に面接に行くが、当の龍は秘書を募集した覚えは無いと言う。
しかし、透子を気に入りそれらしい仕事を依頼する事に。

では、透子を龍の元に働かせようとしたのは誰か?
龍との積年の因縁を持つライバルの存在。
複雑な因果関係が明らかになって行く・・・。

このシリーズの最初に読むべきだったのかもしれません・・・。

なんだか後に読んだのでちょっと釈然としない部分があります。
リリト?リリス?とか何故2000年もの間、決着を付けずにいたのか?とったあたりが、唯一の神を読んでしまうと納得が出来ない部分ですね。

でもまぁ非常に読みやすい本です。
一貫した物語りだし、透子と龍の話がドンドンと混ざり合っていくので物語としても非常にコンパクトにまとまっているように思います。

ただ、唯一の神から比べると宗教的な話が少ないので、ちょっと残念ですけどね・・・。苦笑

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このブログ記事について

このページは、よしお@やおライダーが2007年3月28日 23:35に書いたブログ記事です。

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