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1リットルの涙


/ ポニーキャニオン(2006/04/26)
Amazonランキング:631位
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個人的おすすめ度:
原作→ドラマ
彼女は確かに逝った
何かのきっかけになれば…。

レビュー:
ドラマ版の方ですが・・・。

華々しい高校生活を夢見る亜矢さんが、骨髄小脳変性症と言う難病にかかってしまう・・・と言う実在した悲しい話を基に作られたドラマです。

高校入学時に躓くことが多くなり、次第にモノとの距離感が掴みづらくなる。
未だ治療方法が確立されていないこの病気を抱えながら、バスケット、友達と映画に行くこと、学校生活と一つ一つを失いながらも「人の役に立つ仕事に就きたい」と願い必死に行き続けていく・・・。

発病から書いている日記を基に本作品が作られたようですが、作品中やエンディングにご本人の綴った文章がとても胸に沁みます。

ただ、可哀想な人ではなく、素晴らしい人と思えるほど、日記に綴られた言葉達は重みがあります。

ボクは、「誰かの役に立ちたい」と言うとても簡単な気持ちを・・・そしてその意味を思い知らされた気がします。

毎話、毎話、うまく「泣かせどころ」を作っているので、非常に作品としても良いできだと思います。

沢尻エリカさんの演技力も素人目には、違和感なく難病役をこなしてますし。

こんなにも「ただ、生きること」に必死になっている方がいる中で、ダラダラと当たり前のように生きている事が何だか罪深いことに感じますね。

当たり前に歩けて。
当たり前に話せて。
当たり前に文字が書けて。
行きたくない学校や会社に嫌々行って。

当たり前にやっている事の一つ一つに感謝し、そして考えて生きていく、あるいは生きる決断をしていかなきゃいけないんだって思えました。

だって、もし自分が同じ立場だったらる亜矢さんのようには、強く生きられないだろうから・・・。

他人やモノを当たり前のように傷つける人達が多い昨今だけれど、みんなが亜矢さんのような心を持っていれば、きっとみんなが幸せでいられるだろうにな・・・。

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このページは、よしお@やおライダーが2006年12月 1日 22:00に書いたブログ記事です。

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