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重松 清 / 新潮社(2004/02/20)
Amazonランキング:24,976位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
家族のあたたかさを再確認
マンネリはあると思う。けれどもよい作品だと思う。
死をめぐる、それぞれの成長の物語

レビュー:
短編集みたいな感じです。
話の内容は主に「死」についてかな・・・?
人間の「死」とは何なのか?と言うヘビーな内容をテーマに「人の死」に関わる人達を主人公にして、
読者も一緒に考えると言う感じで作られていると思います。

家族に先立たれてしまった人。
親友に先立たれてしまった人。
大切な人に先立たれてしまった人。

ただ人の死がテーマなのではなく人の死について考える人間の心みたいなのがテーマになっているようで、
面白いんですけど話が重い・・・。
どうも私が読むと世俗に対しての批判を感じるのですが、
意外にそこが注目されていないのが驚き・・・。

やはり読者によって感じ方って違うんだなぁと思う作品の一つです。

この本を読むと人の命の尊さみたいなのをちょっと感じます。
毎日のように殺人事件が報道される昨今ですが、犯人に読ませて感想聞きたいなぁと思ったりします。

残された人の想い。
そう簡単に拭えないからつらいものです。

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このページは、よしお@やおライダーが2006年4月 4日 10:48に書いたブログ記事です。

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