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一言:
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一言:
天使の卵(エンジェルス・エッグ)の続編にあたる作品です。
主人公は、前作彼氏を姉にとられてしまった妹。
彼女は高校の教師をやっている。
特に長く続く恋愛もなく日々を過ごしている。
・・・ただ前作の主人公との連絡は未だにしているけど。
そんな中、彼女がよく行く店には彼女に憧れる元教え子がいた。
ちょっとしたハプニングを利用して彼女に猛烈なアタックをする彼。
でも・・・彼女には姉と昔の彼氏との事が忘れられない。。。(この辺は前作を読んでもらった方が良いです。笑)
結局、付き合うことになったけどずっと過去を拭い去れない彼女。
そして、未だに昔の彼氏と連絡をとる自分の彼女に対して不満を感じ、前作の主人公を目の敵にする主人公。
(ちなみに前作の主人公は店の壁などに絵を書く立派な画家になってます。)
結局、いろんな人におせっかいされて「前作の主人公・前作で振られた本作のヒロイン・その彼氏」という妙なメンバーで飲み明かす事に・・・。
そこで、ようやく今までの過去が整理され完結します!!
ここまで読まないと一つの作品じゃない!ってくらい綺麗にまとめられてます!!
一言:
悲しすぎる話です。
読んでてあまりの悲しさに泣いてしまいます。
すごくどうする事も出来ない感じで物語が進んでしまうのでいたたまれなくなります。
物語としては・・・
浪人中で芸大(美大)を目指す主人公。
その主人公には高校から付き合った彼女がいる。
予備校の手続きに向かうため久々に乗った満員電車で、大きなキャンパスを持ったとっても美しい女性と出会う。(その場は特に会話もなく終わるんだけど。。。)
主人公の父はノイローゼになっていて精神科に入院している。
そのお見舞いに行ったある日のこと。
主治医が変わったと紹介されたのが例の彼女だった。
彼女がいるのにもかかわらず、気持ちを抑えることが出来ずドンドンとその子にのめり込んでいく主人公。
しかし衝撃的な事実を打ち明けられる。
それは、その子は×1であること。そして自分の付き合っている彼女の姉であること。
それでも気持ちを変えられない主人公は、彼女に詳細を話さずに半ば強引にその子と付き合う事に。。。
この先は信じられないくらいの展開になっていきます。
絶対に読んだほうが良いです!!
一言:
村山由佳さん独特の微妙に暗い感じの話でした。
暗いと言ったら語弊がありますね。重いです。
まだこの作品は明るくテンポも良い方かも知れませんね。
物語はとある映画界の重鎮を尊敬し、一流の音声を目指しマスメディアの世界で働く主人公の話。
主人公には高校から付き合っているピノコというあだ名の可愛い(しかもすごく良い子)彼女がいる。
主人公にとって彼女は安息の場所であった。
そんな中、撮影ロケで有名女性ジャズシンガー兼女優との出会いをする。
彼女は、勝気で貴高い女性だった。
ロケ中何故か主人公だけが彼女が弱音をはく所に出くわしてしまう。
それがきっかけで、次第に彼女のことが気になり始め二人の女性の間をフラフラしてしまう自分に対し情けなくなったり苦しんだりする。
そして、女優の彼女は実は自分が尊敬する人と不倫をしている事を知り彼女に対する気持ちが次第に高まってしまう。
そんな中、付き合っている彼女と致命的な喧嘩・・・。
悩み苦しみようやく気がつく。
自分にはピノコにいて欲しいんだと。
そんな純粋な男の恋心を描いた作品でした。
読んでて「あぁ?!わかるわかる!!」と思える心境が数々出てきて、思いっきり肩入れしながら一気に読んでしまいました。笑
かなりおすすめです!!
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