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市川 拓司: 2005年11月アーカイブ


市川 拓司 / 小学館(2004/03/31)
Amazonランキング:12,937位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
懐かしい
ノスタルジー溢れる感動作。
心温まる作品です☆

この人の話には時々現実離れした病気が多々出てくる。
さらに主人公はきまって、不器用な人間だ。
不器用ってのは、全てにおいてかな。

人付き合い・人生・恋愛において自分と言うスタイルを強く持ちすぎているがために細々とおどおどと生きているいわゆる変わり者が多い。

この本でもそう。

主人公は、今時いないくらい純情で不器用な人間。
待つことに喜びを感じ、何年もの間初恋の人を待ち続けていた。

そんな中に突然初恋の人との再開。
最初は再開であることに全く気が付かない主人公。

幼少時代に過ごした親友3人との再会まであと一人。

そんな状況の中、あきらめかけてた恋が再び始まる。

ずっと続くことを願っていた主人公達の前に事件が起こってしまう。
仲良し三人組の最後の一人が病気で危篤になっていると言う事実を知らされてしまう。

彼を見舞いひたすら回復を願う主人公達。
それでも全く回復する気配すら感じない現実。

ついに最後の選択を迫られることになってしまったヒロイン。
でもそれをするともう主人公とは会う事が出来ないかもしれない。

それでも意を決して行動に出る。
主人公もつらい状況だとわかっていながら「彼を頼むよ。」と励ます。

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恋愛写真―もうひとつの物語
市川 拓司 / 小学館(2003/06)
Amazonランキング:5,957位
Amazonおすすめ度:
個人的おすすめ度:
死ぬと分かっていても
静流
心の空白を知る。


典型的な美人で誰もが恋してしまう女の子。
全てがアンバランスでとても個性的(オリジナル)な不思議な女の子。

そんな二人と読んでるだけでもむず痒くなるような三角関係を続けていく。
三人とも真っ直ぐで純粋な想いで、それぞれを好きになっていくんだけど、かなり涙もんの結末・・・。

真っ直ぐにただ相手の事を好きでいる。それで全てが完結してる主人公達の強さと弱さに心引かれるものがある。

市川拓司さんの作品ってどの本も結構ストレートな愛情表現と不器用にただ真っ直ぐ相手を想うって感じの人が多いから読んでて気持ちが良いし感情移入もしやいのかも。

それにしてもこの物語のヒロインは、一般的に不幸な運命をたどるのにすごく強いし人生を楽しんでるって感じがする。
何処までも楽しんで、報われないとわかっててもその恋を心のそこから楽しんで喜んでいる。

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