森 博嗣 / 講談社(2005/09/06)
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え? これだけ??
面白くなってきたぁ?
最初に読むものではない
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レビュー:
森林の中にある陸の孤島、伽羅離館。
そこへ二組のグループが超能力者「神居静哉」へと会いに来る。
一つ目のグループは新聞記者の一行。
もう一つのグループは探偵と山吹達。
彼らは四季博士に関する文献の調査が主な目的だった。
一見、監獄のような窓が少なく何処と無くレトロなイメージさえ受ける伽羅離館。
そこで神居静哉は、異界へと連れ出す超能力を披露し、その後、自信は密室で殺害されると言う事件が起こる。
部屋自体に鍵がかけられていた事と、建物全体も外に出られない状況となっていた。
建物に残された人間達の中に犯人がいるのか?
犯人はどのようにして、部屋を密室にし、建物全体を密室にしたのか?
異界の超能力のトリックとの関係はあるのか??
深読みするとバックに四季の息のかかった何かが見え隠れしているようにも思えます。
ようやく四季へと繋がるものへと続きそうではあったけれど、物語全体は密室トリックの殺人事件で終わってしまいます。
個人的には、「Φ」「θ」「τ」これらを全て結びつける大どんでん返しが待っているように思えてならないです!!
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