重松 清 / 新潮社
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流したことのない涙
思い出した。
きれいな気持ちになれました
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レビュー:
吃音で悩み苦しみながら育った彼の許に一通の手紙が届く。
それは、彼と同じ吃音に悩む子供を持つ親からの手紙だった。
しかし彼は手紙を返さなかった。
その代わり・・・でもないけれど、ある話を書いた。
吃音で苦しみ「思ったことをなんでも話せる友達が欲しい」そう願っていた少年の話を。
そもそも吃音とは一般的には「どもり」に近いものかもしれない。
だから難病としての認識は一般的には無く、それ故に虐めや奇異な眼差しで見られる事も度々。
したがって、吃音の子は極力話をしない、あるは、自分が苦手とする音を避けて話をする。
だからいつも自分が本当に話したい事を話せない。
友達や親にすら・・・。
そんな彼の幼少期から青年へと成長する過程を綴った話です。
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