中島 らも / 講談社(2001/10)
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ユーモア最高!!
文体と速度
うまいがしかし
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レビュー:
とある落語家の大師匠が亡くなった・・・そんな話。
亡くなる直前の笑えないけど、笑い話や生前活躍していた際の逸話。
そんな話を通夜の席で弟子達がお酒を片手に話していく・・・。
そして仕舞には死人のカンカン踊りまでする始末。
そして・・・
その一番弟子が亡くなった時のエピソードが、寝ずの番?です。
このお弟子さんは実に験の悪い人で、あれこれそれにまつわるエピソードが出てくる。
いかにも中島らもって感じの作品です。
お酒を愛しそしてお酒で笑い、そして泣く。
私はあまり酒が好きじゃないけれど、酒でめちゃくちゃになってしまっても笑い飛ばしネタにして、そしてそれを肴にまた飲んで・・・そんな気持ちがちょっとわかります。笑
お酒がもたらす独特の楽しさや悲しさ。
そして、些細な事には拘らない逞しさと大雑把さ。
そんなもの感じました。
読んでてちょっとクスって笑ってしまう作品です。
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