中島 らも / 講談社(1994/03)
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怖い
泣けるけど感傷は無い
個人的には懐かしい
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レビュー:
17歳から約18年間のみ続けて重度のアルコール中毒にかかってしまっている主人公。
食事もろくにとれずアルコールも仕舞には吐いてしまい、ほっておけば間違いなく死んでしまうかもしれない。
そんな主人公が黄胆の顔でふらふらの足取りで病院に向かい入院する物語。
病院には驚く程、重度の患者がいて、驚く程あっさりと亡くなってしまう人がいる。
そんな状況を眺めつつ徐々にアル中から復帰していく主人公。
でも決して酒を辞めたわけではない。
病院暮らしでただ、飲めないだけだ。
中毒に関して、アルコールに関して様々な主人公の思いや文献と共に熱く綴られている一冊です。
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