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レビュー:
PS2のゲームソフトICO。
その世界観を宮部みゆきさんがノベライズしたものです。
霧の城の真の意味とは?
ニエの真相とは?
捕らわれの身であった少女は何者なのか?
かなり先が気になる感じで話が時代を飛び越え二転三転していく。
ICOの世界観を見事に膨らませ真実に迫る!!といった感じでしょうか。
ゲームをクリアされた方も楽しめる一冊だと思います。
私はICOはクリア出来ませんでした。
簡単なんですけど時間がなくて・・・。
でも中盤くらいまでやったので世界観は知っています。
あの世界観は個人的にかなり好きなんで、この本をずっと買おうか悩んでいました。
(世界観が大幅に違ったらがっかりするので・・・)
でも読んでみるとかなり上手く書かれている。
宮部氏もICOが好きなようなので、ゲームICOを知る人の視点も考慮されて書かれているのでしょう。
ただちょっと、気になったのが過去の霧の城のエピソードがどうも上手くまとまり過ぎている気がするのと、この本ちょっとボリュームがあるのでどうせなら上下巻に分けてもっと膨らませて書いてほしかったなぁという点ですね。
でも読んで後悔はしません!!
ゲームをやった人こそ読んでみる価値がある一冊かも!?
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