森 博嗣 / 中央公論新社(2001/06)
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僕らのどこかの部分としての『キルドレ』
森氏から遠く離れているあなたへ
透明感溢れる世界
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レビュー:
「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘヴン」と続いてきた話がついに完結します。
草薙水素は、パイロットを退き現場指揮官としての立場で戦場に身を置き続ける。
そこに急な転属で入ってきたパイロット「函南ユーヒチ」が今回の主人公。
彼も「キルドレ」。
そんな彼に草薙は問いかける。
「永遠に終わることの無い自分達の運命を終わらせようと思ったことはないのか?」と。
「死ぬときを思い出したように自殺を図りたいと思ったことは無いのか?」と。
そんな彼に「実は函南はジンロウではないのか?」と言う疑惑(?)があがる。
ジンロウは彼が赴任するまでいたパイロットで、草薙の手によって殺された。
そう。彼もキルドレで彼が死を望んだから。
次は草薙が函南に殺してくれと願う。
「キルドレ」「戦争」それらの存在のありかたを問い驚愕の結末を迎えます。
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