一言:
ずっと気になっていた映画。
実在したアメリカの女賞金稼ぎの話だ。
映画の作りがとても独特だった。
まぁ「メメント」も似たような感じだったけど、
主人公が語る賞金稼ぎになってから現在にいたるまでの話がストーリーだった。
ただ、その話の流れが部分部分で切り分けされて時間軸を無視して、様々な箇所に割り込まれ入って来る。
普通に観てて油断すると話が観えなくなる映画かもしれない。笑
でも人間が話す事と言うのは時として時間軸が乱れることがあるし、綺麗にストーリーとして話せることの方が多い気がするので、すごく深いなぁと思った。
ただ、一つ映画を観終わってわからなかったことがある。
彼女が何を思い何を考えて、賞金稼ぎと言う危険な職に身を置いて何をしようとしていたのか。。。
映画の中では「楽しいから」と言う台詞が入っているが、それだけのハズが無いと思う。
マスコミには恐らく口を開く事の無かったであろう彼女の心理が気になるところだけど、それは既に永久の闇の中。
15R指定の映画だけれど、おそらくそんな子供が観ても何も理解できないんじゃ・・・と思う内容だった。
攻撃的・トゲのある生き方・走り続けることを否定され何もかもが馬鹿らしく思えた事もあったが、何もかも馬鹿らしいからこそ彼女のように全力で攻撃的に走り続けるのも良いかもしれない。